📅 2026年7月4日訪問 ☁️ 曇り、午後 ⏱️ 登り2分 💰 無料

神奈川県中郡二宮町にある吾妻山公園(役場口)は、JR東海道本線の二宮駅から徒歩わずか5分という好立地にある311段の石段です。段差が低くて登りやすく、途中で大きく右にカーブするという個性的な形状が特徴です。登り始めは電車の音が聞こえているのに、公園の中に入るにつれて小鳥のさえずりに変わっていく——その変化もこの石段の魅力のひとつでした。

階段・石段スポット基本情報

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アクセス

JR東海道本線「二宮駅」下車、徒歩約5分。駅から坂を登ると役場口の入口が見えてきます。案内看板が出ているので迷いにくいです。

注意点・持ち物

段差は低めで登りやすく、手すりも整備されているため、幅広い方に楽しんでいただける石段です。歩きやすい靴で訪れてください。雨上がりは石段が滑りやすくなるのでご注意ください。

行ってみた

二宮駅から坂を少し登ると、役場口の入口に到着します。入口には「吾妻山公園」と書かれた看板とともに、ウサギのかわいらしいイラストが添えられています。公園のキャラクターでしょうか。出迎えてくれるこの看板が、登り始める前から気分を和らげてくれます。

吾妻山公園役場口の入口。吾妻山公園の看板とウサギのイラスト
入口にある「吾妻山公園」の看板とウサギのイラスト。かわいらしく出迎えてくれる。

登り始めると、一段一段の高さが低くて非常に歩きやすいことに気づきます。手すりもしっかり設置されていて、体への負担が少なく、リズムよく登れます。序盤はまだ電車の音が耳に届いていて、駅のそばにいることを実感します。

吾妻山公園役場口の石段の序盤。低い段差と手すりで登りやすい
1段1段が低くて登りやすい。手すりもあって安心感がある。

途中まで登ると、石段が大きく右へカーブし始めます。踏む石段自体は真っすぐですが、1段ずつ右横に水平にずれていくような形で、石段全体が丘の輪郭に沿って曲がっていきます。手すりもカーブに合わせてしなやかに曲がっていて、この造形がなんとも面白い。思わず足が進みます。

吾妻山公園役場口の石段の中盤。大きく右にカーブしていく様子
大きく右へカーブし始める。1段ずつ横にずれていく形状が面白く、足が進む。

カーブを過ぎるあたりから、公園の緑の中に入ってきた感じが増してきます。気がつけば電車の音がほとんど聞こえなくなっていて、代わりに小鳥のさえずりがよく聞こえるようになっています。駅から5分の場所とは思えない静けさです。

吾妻山公園役場口の石段の中盤から後半。緑の中に入り小鳥の声が聞こえる
公園の緑の中に入ってきた。電車の音が消え、小鳥のさえずりが聞こえてくる。

右カーブが終わると、石段は真っすぐになり、緩やかな上りが続きます。カーブの間は視界が変わり続けていましたが、ここからは前方が開けてきて、ゴールに向けてリズムよく進める感じです。

吾妻山公園役場口の石段の後半。カーブが終わり真っすぐ緩やかな上りになる
カーブが終わると真っすぐな緩やかな上りに。前方が開けてゴールが近づく感じ。

終点に近づくと、素材が変わって木でつくられた階段になります。石段から木製の段へという切り替わりが、コースのアクセントになっています。こういった変化があると、登っていて飽きがきません。

吾妻山公園役場口の終点近く。木製の階段に変わる
終点付近は木製の階段に。素材の変化がコースのアクセントになっている。

311段を登り切って振り返ると、低い段差の石段がずっと下まで続いていたことがよくわかります。急勾配ではなく、丘の形に寄り添うように作られた石段だったのだなということが、上から見ると一目瞭然です。駅近・低段差・右カーブ・木製の終盤と、変化に富んだ楽しい石段でした。

吾妻山公園役場口の終点から振り返った様子。低い段差の石段がずっと続く
振り返ると低い段差の石段がずーっと続いていたことがよくわかる。